まちかどレポート(平成27年度)
更新日 平成29年3月1日
ページID 1643
平成28年3月号
茶道とおもてなし 阿部 知美
ニューヨークでは抹茶カフェがオープンするなど、空前の世界的ブームとなっている抹茶。東京狭山茶の産地、瑞穂町ならではのお茶を通じて、日本の伝統と文化を学ぶ一環として、町内の中学校で茶道教室が実施されています。
着物を粋にお召しになった先生の、作法に従った優雅で丁寧な点前(てまえ)を興味深げに熱心に見よう見まねする生徒たち。慣れない正座に苦戦しながらも、自分たちで点てた(たてた)お茶は感慨深く、一味違う味だったに違いありません。
日本の生活文化として発展してきた芸術である茶道。その茶道には客人を振る舞う”おもてなし”の心が根底にあり、奥深いものであることを取材した私も体感できました。
今回の体験が生徒たちにとって貴重なものであり、茶の湯の心の中に敬いや感謝、気遣いの気持ちという日本人の心を改めて認識するきっかけになったに違いありません。
冬枯れ 山口 忠
植物も動物も人間も小さく固まっている冬、なにもする事なく、思いつくまま詠んでみた。
小さきを 中に守りて 漂いぬ かもの一群 夕日をあびて
剪定の 人影動く 梨畑 鋏の音は 冬空を打つ
この冬に 幼なじみの 友二人 癌で逝きしの 訃報悲し
かたまりて 砂塵引きつれ ボール追う 生徒は走る ゴールめざして
動かねど 金魚五匹は 年越せり 初日受けねど なをも動かず
これが世に いじめ自殺の ニュース聞く 何故だ哀しや 怒りわきくる
良きことの たかまる予感 年明けて マージャン教室 役萬上がる
冬枯れの 畑に立ちて 土つまむ 生命線ちょっと 伸びたよう
平成28年1月号
第45回瑞穂町産業まつり寸景 小南 良紀
2015年瑞穂町産業まつりが11月14日・15日に行われました。14日土曜日は朝早くから、イベント出展を準備しましたが、あいにくの雨で人は少なかったようです。
翌日15日は見事な快晴に恵まれ、朝から大勢の人並みで役場交差点を中心に各ブース・イベントが行われ、私もついカメラを片手に約5時間、各コーナーのにぎわい、イベントを撮影してみました。
最初は、手裏剣戦隊ニンニンジャーショー。大勢の親子が長い列を作り、握手会が行われました。恒例の東京農業大學全學應援團の大根踊りは熱気溢れる中、町長をはじめ、町民の皆さんも参加され大いに盛り上がりました。武州唐獅子太鼓は勇壮な太鼓の音が青空に響き、皆さんの笑顔と手拍子が青空に響きました。
瑞穂ひょっとこ連がメイン通りを面白おかしく、踊り抜ける頃は、夕焼けがせまり、老若男女と親子づれが、それぞれの胸に楽しさ、笑顔の思い出を胸に、家路に着きます。
さすが、「にぎわいのある町」我が瑞穂、夕焼けの輝く中に静かに溶け込んで行きました。
平成27年5月号
光陰矢のごとし 山口 忠
早いもので、もう五月。ちょっと前まで熱かんで晩酌でしたが、今はビールですよ。
正月に孫が3人来てお年玉。15日は一番上の孫娘の成人式。老人世帯に子どもと孫7人で祝い、3月は、下の孫娘の卒園式と入学祝い。参った!
私自身アルコールは嫌いではないので、調子に乗り、あくる日には青い顔。でも夕方になると満開に咲いた夜桜見ながらの贅沢な一杯。
5月はこどもの日、母の日でまた宴会。6月は最後に父の日だってあまり認知されているとは思わぬが飲むのが目的で皆来る。
そんなことをしていると所属クラブの暑気払い、秋は恋しさにまたまた一杯。12月になれば忘年会。結局今年も飲んだくれて1年終了。
ま、いいか!こうして楽しく意識しないで年をとっていくのだろうか?
平成27年4月号
ぴあのくらぶみずほ14期生修了演奏会 吉積 愛菜
ぴあのくらぶみずほ14期生修了演奏会が、3月8日スカイホールの小ホールで行なわれました。
1部は14期生の修了演奏会とあって、生徒さん達の緊張感が会場にも伝わってきました。一人ひとりの曲が終わるまで、私もずっとドキドキしてしまいましたが、1年間の練習で堂々と曲を弾く姿に感動しました。2部は卒業生達の演奏で皆さん大作を弾いていました。3部は "もしもピアノが弾けたなら"は先生の弾き語りのピアノ演奏に会場も参加しての楽しく、素晴らしい企画でした。
今年の卒業生は9名で70代の方たちもいらっしゃり、皆さんのチャレンジ精神とパワーに感動しました。スカイホールのスタッフの方たちもピアノが演奏しやすいようにと照明やマイク等にいろいろと気を使って下さっていました。
皆さんのピアノ演奏がまた聴ける日を楽しみしています。
瑞中芝開き 阿部 知美
3月14日の青空の下、瑞中の芝開き式典は、町長をはじめ関係者の方々、全校生徒が見守る中、吹奏楽部の軽快な演奏で始まった。
グラウンドの芝生化は、環境面ではヒートアイランド現象や土埃飛散の緩和、降雨時のぬかるみの軽減の他、芝の弾力による安全性の確保などのメリットはもちろんのこと、緑が人の心に与えるやすらぎという精神面の効果も大きいと言われている。
ふかふかのみずみずしい緑のじゅうたんのグラウンドを目の前に、私は思わず裸足になり、体を沈めて深呼吸したくなった。きっと生徒さんも芝生に癒されるに違いない。
しかし西洋芝が強いといっても芝生は生き物。愛着を持って手入れをし、この素晴らしい芝生を維持管理していくことが大切だ。芝生化されたグラウンドで、伸び伸びと今以上に運動に励み、心身ともに健やかに成長し学生生活を楽しんで欲しいと願う。
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