地域猫活動について

更新日 令和6年7月12日

ページID 1484

印刷

飼い主のいない猫をかわいそうと思い、餌を与える人がいます。一方、その猫のふん尿などで困っている人もいて、地域住民の間でのトラブルや苦情の原因となっています。
このような問題を解決するための方法として「地域猫活動」というものがあります。
飼い主のいないネコの数を減らし、ネコに関係するトラブルをなくすため、町内のボランティア団体「ニャンニャンみずほ」にご協力頂き、公益財団法人どうぶつ基金から、さくらねこ無料不妊去勢手術チケットを受けて、ネコの不妊・去勢手術を行い、元の場所に戻す活動をしています。
そのため、ネコを捕獲する際に一時的に餌付け作業を行うことがあります。皆さまのご理解ご協力をお願いします。

※令和5年度実績 40匹(オス18匹、メス22匹)

飼い主のいない猫について

猫は元々、人に飼われている動物です。飼い主のいない猫とは、人に捨てられてしまって屋外で生活するようになった猫とその子孫たちです。飼い主のいない猫は、常に病気や交通事故などの危険にさらされているため、寿命は4年から5年と言われています(室内飼育の猫は10年から15年)。

地域猫活動について

「地域猫活動」とは飼い主のいない猫によるふん尿などの問題を解決するため、地域住民、ボランティア、行政が適切な役割を分担して連携し、地域猫として適正な管理を行って、将来的には飼い主のいない猫を減らしていこうとする活動です。

具体的な活動の流れ

1.増やさない

飼い主のいない猫にTNR(※1)を行い、繁殖を防ぎます。地域住民にご協力頂き、庭等に捕獲器を設置して猫を捕まえます。その後、ボランティア団体が病院へ連れていき、不妊・去勢手術を施してもらい、元の場所に戻します。行政はさくらねこ無料不妊手術事業(※2)に参加することで、ボランティア団体の活動を支援します。

2.適正なエサやり

地域住民が手術を行った猫にだけ、毎日同じ時間に必要最低限の量のエサを与え、食べ終わったらすぐにお皿を片付けて清掃します。対象以外の猫にはエサを与えないようにします。また、置きエサをするのは厳禁です(カラスが集まる等の衛生上の被害に繋がるため)。

3.ふん尿被害への対策

地域住民が敷地内に猫のトイレを設置することで、近隣へのふん尿による被害を減らします。プランターなどに園芸用の土や猫砂を入れて、トイレにしましょう。設置したトイレをなかなか使ってくれないようであれば、ふん尿をされている場所の土を混ぜたり、またたび粉を土に振りかけて誘引する、といった方法を試してみましょう。

※1 TNRとは
T(Trap)=捕獲する
N(Neuter)=不妊・去勢手術する
R(Return)=元いた場所に戻す
の略称で、地域猫活動を行ううえでの原則となります。また、TNRを行った猫は手術済みの印として、必ず耳にV字カットを行います。
猫は出生後4か月程度で発情し、種類にもよりますが年に2回から4回、一度に4頭から8頭の子猫を出産する非常に繁殖力の強い動物であるため、手術をしていないとあっという間に繁殖してしまいます。そのため、地域で活動を行う場合は、地域にいる飼い主のいない猫すべてに対し手術を行う必要があります。TNRを徹底的に行うことで、将来、飼い主のいない猫の数は着実に減少します。その結果、飼い主のいない猫に対する苦情やトラブルも減り、人間が住みやすい環境になります。

※2 さくらねこ無料不妊手術事業とは
公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携して TNR 事業を行います。

さくらねこイラスト

「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのように V 字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

公益財団法人どうぶつ基金とは、動物の適正な飼育法の指導・動物愛護思想の普及等を行い、環境衛生の向上と思いやりのある地域社会の建設に寄与することを目的とする公益財団法人です。

猫を飼っている方へ

室内飼育を徹底しましょう。
猫は外で自由に過ごすのが幸せ、というのは人間の勝手な思い込みです。
外に出ることでノミやダニがつき、皮膚病の原因になったり、人間にうつることもあります。
他の猫とケンカをして怪我をすることや、交通事故に遭う可能性もあります。
また、飼い猫がふん尿により近隣住民に迷惑をかけているかもしれません。飼い主には猫を危険から守り、適正に飼養する責任があります。

このページについてのお問い合わせ先

住民部 環境課 環境係

〒190-1292 東京都西多摩郡瑞穂町大字箱根ケ崎2335番地
電話 042-557-0544
ファクス 042-556-3401
メールフォーム
受付時間 平日の午前8時30分から午後5時まで

このページを評価する

ウェブサイトの品質向上のため、このページについてのご意見・ご感想をお寄せください。

より詳しくご意見・ご感想をいただける場合は、メールフォームからお送りください。
いただいた情報は、プライバシーポリシーに沿ってお取り扱いいたします。


簡易アンケート

バナー広告(募集案内)

JAにしたま

武陽ガス株式会社

交通事故 弁護士(弁護士法人サリュ)

青梅信用金庫

福祉瑞穂葬祭

株式会社加藤商事西多摩支店

フリーランスエンジニアのIT求人案件ならエンジニアルート

クローバー歯科クリニック

令和6年度サマージャンボ宝くじ

バナー広告募集中