令和6年10月 町長メッセージ
更新日 令和6年9月30日
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町長メッセージ
瑞穂町を含め、どの市町村でも地域住民の生活を支える、持続可能な公共交通ネットワークをどうするのかが課題となっています。
特に多摩地域は、車社会ですから、関心も高くなります。かつては、地域住民の移動手段は、バスと鉄道が担っていました。しかし、自家用車が普及したことで、バス利用者は減少し、交通渋滞が慢性化するようになりました。一方、バスの需要は衰退していくこととなります。
いま、日本社会は超高齢社会を迎え、高齢者の交通事故の増加が心配され、免許を返納しても、その後の移動手段が少なくなることが懸念されています。病院や買い物に行くにも困るだろうと想像できるからです。しかし、公共交通の運営は、多額の費用を要し、収支があわず、また運転手も不足している状況です。
解決策の手段として、世界中で自動運転の開発が進んでいます。自動運転は、経費を節減でき、運転手の確保も必要ありませんし、継続性も確保できるからです。国は、2025年までに、市町村が行う自動運転に対する取組を全国50か所ほど選定し、支援するとしています。自動運転システムは、レベル0から5までありますが、レベル4に達すると、ほぼ運転を自動化でき、運転手の同乗が不要になります。既に、国や都でもレベル4の実現に向け、技術的な検証を重ねているところです。
瑞穂町も将来を見据え、自動運転の実現可能性を確かめるため、早急に検討を進めていきます。
瑞穂町長 杉浦 裕之
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