町長メッセージ

多摩都市モノレールの延伸（上北台～箱根ケ崎）に向けて、10月に計6回にわたり都市計画素案説明会が開催されました。事業延長約7キロメートル、計画区間に7駅を整備する多摩地域の一大プロジェクトが、ついに本格始動しました。

30年以上にもわたり、地道に、粘り強く要望してきた成果がようやく実を結んだことを大変うれしく思います。これから、環境アセスメント、東京都都市計画決定を経て、工事着手となります。開業を心待ちにしています。また、ここに至るまで町民の皆さまをはじめ、多くの方々のご支援・ご協力をいただきましたことを、心より感謝申し上げます。

この計画の実現により、JR箱根ケ崎駅から多摩センター駅までがつながり、多摩地域の公共交通ネットワークが強化されることで、アクセス利便性の向上に加え、多摩地域全体の活力や魅力の向上などが期待されます。

町では、多摩都市モノレールの延伸に合わせて、沿線の新たなまちづくりとして、商業・農業・工業をはじめ各種産業のデジタル化や、DXを活用したイノベーションの創出拠点の形成を、進める予定です。

最後に、モノレール延伸計画並びに沿線まちづくりに際しましては、多くの皆さまのご理解・ご協力が不可欠となります。町でも全庁をあげて取り組んでまいりますので、町民の皆さまには、引き続きお力添えくださいますようお願い申し上げます。

瑞穂町長 杉浦 裕之