町長メッセージ

東京2020オリンピック、パラリンピックから1年が過ぎようとしています。オリンピック、パラリンピックは、感染症を乗り越え、元気な世界を取り戻そうとする人々の願いが込められていました。

しかし、新型コロナウイルスは、変異を繰り返し、今日でも感染状況は改善されていません。加えて、サル痘の感染が報告される中、手足口病など子どもの感染症の拡大にも注意を払わなければなりません。瑞穂町は、感染症拡大を災害対策の一環として取り組み、対策会議は、既に130回になろうとしています。ウイルス制圧に全力を傾注しています。

さて、9月は、年間を通じて最も降水量の多い時期になります。気象庁の長期予報では、残暑が厳しいとしています。特に熱中症予防や農作物の管理などに注意が必要です。雨は、一定の地域に集中し、被害を出しています。このまま、赤道付近の高温が続けば、台風の発生頻度が増し、東京を直撃する可能性も増えることとなります。災害への備えと食料の備蓄を心がけてください。

9月は、「実りの秋」「収穫の秋」のはじまりであり、三連休もあります。感染対策や災害にしっかり備えた上で、季節の移ろいを楽しみたいと思います。

瑞穂町長 杉浦 裕之