町長メッセージ

新型コロナワクチン接種は、現在12歳以上の方には、追加接種(3回目)、5歳以上11歳以下の方には、小児接種(1、2回目)を実施しています。お子さんのワクチン接種は、保護者の同意が必要です。副反応の心配や、接種後休める日程を確保したいと思う保護者もいらっしゃると思います。特に3回目接種では、ファイザー社製と武田モデルナ社製で迷う人もいるかもしれません。いずれのワクチンも副反応に大きな差はなく、副反応の出方も人によって異なります。

若い人が感染しても重症化しづらいとは言われていますが、重症化しなくとも後遺症は、味覚障害、頭痛、倦怠感、呼吸器障害など長期にわたり障害に悩まされることもあり、また再度感染する場合もあります。まして、家族や友達にうつってしまえば、仕事や勉強に支障がでたり、高齢者に感染させたりするリスクも高くなります。瑞穂町でも高齢者が感染し、残念ながら亡くなっている人もいますし、他の地域で、基礎疾患を持つお子さんが感染し、亡くなった例もあるのです。新型コロナウイルスは、現在は感染力の強いBA.2に置き換わろうとしています。また、新たな変異種ＸＥが更に出現しています。

子どもの感染リスクと、子どもの体調を十分に考えあわせてワクチン接種の検討をお願いします。今後もワクチンに関する正しい情報や、感染状況をその都度お知らせしてまいります。

瑞穂町長 杉浦 裕之