町長メッセージ

新型コロナウイルス・デルタ株は、私たちの予想をはるかに上回るスピードで、感染者と重症者を急速に増加させています。既に、保健所の業務に大きな負担がかかり、また医療体制については、ひっ迫している状況にあり、災害時に近い局面をむかえています。

町内でも、家庭内感染を中心に、小さなお子さんから50歳代までの方々に、感染が拡大しています。まず、自分が感染しないよう自己防衛してください。集団免疫を獲得するまで、既に、ワクチン接種を終えた方々も含めて、感染防止の徹底が必要です。改めて、マスクの着用、手洗いや手指消毒、3密の回避を徹底されるようお願いします。ご自身を守ることが家族や友人を守ることにつながります。感染防止策を継続してください。

8月20日、新宿区の都民広場で、東京2020パラリンピック聖火リレーの都内集火式に参加しました。東京都の62区市町村で採火した火を持ち寄り、「東京都の火」として集火されました。前回の東京オリンピックから始められたパラリンピックが、また東京にもどってきます。体に障がいを持つ人が、自らの力をスポーツで表現する機会であり、障がいの有無にかかわらず、誰もがお互いのことを認め合える共生社会の実現がさらに進むことを願っています。

スポーツの持つ力や、その意義をオリンピック、パラリンピックを通じて考えたいと思います。


瑞穂町長 杉浦 裕之