町長室から

多摩都市モノレール

「多摩都市モノレール延伸!!」

令和2年1月24日、多摩都市モノレールの整備具体化に向け、令和2年度東京都予算案に1億円を計上すると公表されました。

長年にわたり町民の悲願であった多摩都市モノレールの上北台から箱根ケ崎方面7キロメートル延伸がいよいよ現実のものとなります。

これまで、町行政、議会は毎年要望活動を行ってきましたが、住民有志の方々をはじめ、モノレール延伸を期待する住民の皆さまの声の高まりが、大きな後押しとなったのは言うまでもありません。今後、4月19日には、全町的な組織として「モノレールを呼ぼう 瑞穂の会」が発足し、1日も早い完成を目指して活動を始める予定となっています（関連2ページ）。

この延伸は、交通渋滞の緩和や、地域交通の利便性の向上だけでなく、交流人口の増加や産業の活性化にもつながる起爆剤として位置づけ、今後のまちづくりに反映したいと思います。

東京都は、令和2年度に事業化に向けた現況調査や基本設計を行うこととしていますが、この調査をもとに具体的な軌道や新駅の位置などを示すこととなります。

町では現在、延伸区間である東大和市、武蔵村山市、瑞穂町の2市1町で策定した「モノレール沿線まちづくり構想」を踏まえた各施策を順調に進めています。

延伸にあわせた区画整理事業や、既存バス路線への影響などさまざまな課題はありますが、しっかりと進捗させなくてはなりません。将来に誇れるまちづくりを皆さまと共に、引き続き推進してまいります。

瑞穂町長 杉浦 裕之