町長室から

災害派遣職員報告会の様子

今年は、大型で強力な台風がいくつも発生し、日本を通過しています。

9月の台風15号は東京都島しょ部や千葉県に甚大な被害をもたらしました。

また、10月12日瑞穂町に最接近した台風19号は、総雨量400ミリ以上（一年間の約1月3日）の雨を24時間で降らせました。瑞穂町には、人的被害や事故はありませんでしたが、狭山神社東側で土砂崩れが発生し交通に支障をきたし、一部下水道の使用にも支障をきたした地域があります。また倒木などで公園の一時閉園などがありました。

瑞穂町では、早期に警戒態勢をとり、避難所5カ所を開設しました。12日には、警戒レベル3、4を発令し、最大95人の避難者、ペット7匹の受入れを行いました。西多摩地区でも奥多摩町や日の出町で道路崩壊による通行止めで、一部地区が孤立状態にあり、早期に復旧することを祈っています。瑞穂町でも台風対応で町民、町内業者、関係団体の方々にご支援・ご協力をいただきました。心から御礼申し上げます。

さて、瑞穂町では、職員2名を10月1日から9日間、千葉県君津市に派遣し、10月4日から7日間、また10月18日から6日間、東京都大島町に職員2名をそれぞれ派遣しました。引き続き、東京都の町村部の一員として、瑞穂町が担うことのできる応援体制をとってまいります。

なお、町内の公共施設5カ所で台風15号、19号の被災地に対する義援金を募っています。町民の皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします。

今後も自然災害等の対処情報を、緊急放送、携帯メール、消防団の巡回放送、ホームページ、ツイッターなどで発信していきます。ご自身の身の安全確保にお役立てください。

瑞穂町長 杉浦 裕之