町長室から

青少年国際派遣団

平成18年にアメリカ合衆国モーガンヒル市と姉妹都市提携を締結して以来13年が経過しました。その間、中学生の交流事業をはじめ、いくつもの文化交流を通じて多くの人が友達になり、両市町を結びつけています。中学生の交流事業は、平成20年から始まり、隔年で相互に派遣と受入を行っています。それぞれ、ホームステイを通じて、アメリカと日本の文化の違いや習慣の違いを学ぶとともに、自分の住む町の良さを知る良い機会となっています。今年も、中学生8名と随行職員2名の計10名が、8月15日から8月25日までモーガンヒル市を訪問しました。現地での様子の一部をご紹介します。

滞在中は、モーガンヒル市役所を訪問し、また、5つの中学校を視察し、授業も受けました。市役所ではコンスタンティン市長へ私からの手紙を渡していただきました。市長は大変気さくな方で、緊張気味の団員もリラックスしてお話しできたようです。中学校では、最初のうちは戸惑いもありましたが、同年代との交流ということもあり、すぐに授業の雰囲気にも慣れたそうです。

お別れのパーティーは、大いに盛り上がり、帰りたくないという団員もいたそうで、モーガンヒル市の皆さんの温かい歓迎ぶりをうかがい知ることができました。

さて、来年は訪問団をお迎えします、町にとっては町制施行80周年、また東京オリンピック・パラリンピック開催と記念の年になります。モーガンヒル市の生徒には、一生の思い出に残るような経験となるよう準備したいと思います。

瑞穂町長 杉浦 裕之