町長室から

消防団ポンプ操法審査会で総合優勝した第2分団

毎年9月第1日曜日に総合防災訓練が行われます。1923年関東大震災で、約10万人の犠牲者を出したのを契機に震災の恐ろしさと、日ごろの備えを忘れないよう開催するものです。1995年阪神・淡路大震災、2004年新潟県中越地震、2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2018年北海道胆振東部地震など、覚えていらっしゃる方も多いと思います。

しかし、近年、訓練に参加される人数が固定化する傾向があります。大規模災害が起きても、時間が経つと次第に記憶から薄れていきます。ご家族で、一年に一度は避難経路や、備蓄食料を確認し合い、いざというときにご近所で助け合うことの大切さを確認する機会としていただきたいと思います。これからも総合防災訓練に参加をお願いします。

さて、瑞穂町は、本年10月2日で「火災による死者ゼロ15,000日（41年余）」を迎えます。福生消防署並びに消防団の活動、町民全体の火災予防の努力の成果です。

消防団第2分団は、9月22日、青梅市で開催される西多摩地区消防大会に出場します。消防操作の迅速性、正確性を競い合う大会です。地区防火、防災の要として活動する消防団の皆さまに、エールを送りたいと思います。

防災関連でお聞きになりたいことがありましたら、役場住民部地域課または危機管理官におたずねください。

瑞穂町長 杉浦 裕之