町長室から

今回は、前回に引き続き、時代にあわせた組織づくりの一環である「危機管理官の配置」について、お話ししたいと思います。

平成29年度中から、特定任期付職員(特定の仕事のため、任期を定めて雇用する職員)として配置する準備を進めてまいりましたが、4月1日に元自衛官である亀山 淳氏を危機管理官として迎え入れました。
亀山氏は、3月まで陸上自衛隊員でした。平成25年の台風26号による大島町での人命救助や、行方不明者捜索をはじめ、豊富な経験と防災に関する専門の知識を持つ方です。
これから、地域防災組織や消防団などの関連組織と連携し、町全体の防災力の強化を図っていきます。

最近は、瑞穂町の中でも東西、南北地域で雨の降り方が異なり、平成28年の台風9号では、記録的短時間大雨が発生し、町に甚大な被害をもたらしました。
近年増加している局地的大雨に対処するため、町内に複数の気象観測装置を設置し、そのデータをホームページなどで、平成30年度中に配信を開始いたします。
組織体制の整備および防災体制を拡充し、さらに「安全・安心のまちづくり」を推進し、町民皆さまの生命・財産を守ってまいります。

新緑の美しいこの時期、恒例となりました残堀川ふれあいイベントと残堀川ふれあいウオーキングが開催されます。
多くの人と触れ合い、また健康の増進も兼ねて、ぜひご来場ください。

瑞穂町長 杉浦 裕之