ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種について

更新日 令和7年9月5日

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ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)予防接種事業について

小学校6年生から高校1年生相当の女の子を対象に、子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐワクチンの接種を行っています。ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐことで、将来の子宮頸がんを予防できると期待されています。
接種を希望される方は下記のリーフレットを必ずお読みいただき、医師に相談してワクチン接種の有効性および安全性等について十分に説明を受けた上で接種を受けてください。

  • 厚生労働省作成リーフレット

接種の検討に当たり、参考にしてください。
リーフレット(概要版)(PDF形式 5,904キロバイト)
リーフレット(詳細版)(PDF形式 7,221キロバイト)
リーフレット(接種を受けた後版)(PDF形式 1,274キロバイト)
各種相談窓口一覧(PDF形式 493キロバイト)

はじめてのHPVワクチン(ゼロからわかるポータルサイト)の開設

東京都は、HPVワクチンと子宮頸がんに関するポータルサイト「はじめてのHPVワクチン(ゼロからわかるポータルサイト)(外部リンク)」を開設しました。
わかりやすい内容となっているため、こちらも併せてご覧ください。

キャッチアップ接種(条件付きで令和7年度まで延長されます)

キャッチアップ接種の期間は令和7年3月31日までとなっていましたが、令和6年夏以降の需要の大幅な増加に伴いワクチンの限定出荷等が生じたためなるべく多くの方が接種完了となるよう、3年間のキャッチアップ接種期間中にHPVワクチンを1回以上接種している方は、接種期間を延長するとの国の方針が示されました。
詳しくは、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン キャッチアップ接種の期間が条件付きで延長されますをご覧ください。

シルガード9について

従来のHPVワクチンに加えて、新しく9価ワクチン(シルガード9)が定期接種の対象となりました。
シルガード9は、9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。

予診票について

現在、お持ちの予診票(シルガード9について記載のない予診票)がそのまま使用できます
予診票の右上に記載の「サーバリックス・ガーダシル」を二重線で消したうえで、手書きで「シルガード9」と記載をして使用してください。また、これまでに子宮頸がんの予防接種を受けたことがあるか、の記載についてもいずれか消したうえで、「シルガード9」と記載をしてください。

記載例)
予診票記載方法

ワクチンの種類と接種間隔

ワクチンの種類 接種間隔
サーバリックス 標準的には、1か月の間隔で2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔で1回接種
(ただし、この方法をとることができないときは、1か月以上の間隔で2回接種後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をおいて1回接種することも可能です。)
ガーダシル 標準的には、2か月の間隔で2回接種後、1回目の接種から6か月の間隔で1回接種
(ただし、この方法をとることができないときは、1か月以上の間隔で2回接種後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて1回接種することも可能です。)
シルガード9 1回目の接種を
15歳になるまでに
受ける場合

いずれの場合も、1年以内に接種を終えることが望ましいです。
1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。

15歳になるまでに接種

1回目の接種を
15歳になってから
受ける場合

2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上、3回目は2回目から3か月以上あけます。

15歳になってから接種

サーバリックスまたはガーダシルを1回または2回接種した方へ

原則として同じ種類のワクチンを接種しますが、医師と相談のうえ、途中からシルガード9に変更し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも公費で接種することができます。

定期接種

対象

12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女子
(小学6年生から高校1年生に相当する年齢まで)

※標準的な接種年齢は、中学1年生相当の期間です。
※対象年齢を過ぎた場合は、公費での接種はできませんので、ご注意ください。

対象の方には、個別に予診票を郵送しました。
紛失した方は、予診票の再発行ができます。詳しくは、子どもの予防接種 予診票の再発行についてをご覧ください。
厚生労働省作成のリーフレットを参考に保護者の方と相談して、接種を受けてください。

接種費用

無料

子宮頸がんとは

子宮頸がんは、子宮の出口に近い部分(頸部)にできるがんです。

若い女性(20歳から39歳まで)がかかるがんの中では乳がんに次いで多く、女性の100人に1人が生涯のいずれかの時点で子宮頸がんにかかると言われています。年間約1.1万人が子宮頸がんにかかり、約2,900人が亡くなっています。

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こります。HPVには200種類以上のタイプ(遺伝子型)があり、そのうち、子宮頸がんの発生に関わるタイプは「高リスク型HPV」と呼ばれています。主に性行為によって感染します。
感染しても、多くの場合はウイルスは自然に検出されなくなりますが、一部は、数年から10数年かけて子宮頸がんを発症します。

ワクチン接種の効果

HPVワクチン(サーバリックスまたはガーダシル)は、子宮頸がんを起こしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50から70%を防ぎます。
シルガード9は、9種類のHPVの感染を防ぐワクチンです。その中でも、子宮頸がんの原因の80~90%を占める、7種類のHPVの感染を予防することができます。

※ワクチン接種を受けた場合でも、免疫が不十分な場合や、ワクチンに含まれている型以外の型による子宮頸がんの可能性があり得ます。がんの早期発見のためにも、20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受けることが大切です。

副反応について

HPVワクチン接種後には、多くの方に、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。
筋肉内注射という方法の注射で、インフルエンザ予防接種等と比べて、痛みが強いと感じる方もいます。

HPVワクチン接種後の副反応
発生頻度 サーバリックス ガーダシル シルガード9
50%以上 疼痛・発赤・腫脹、疲労感 疼痛 疼痛
10から50%未満 掻痒、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛など 腫脹、紅斑 腫脹、紅斑、頭痛
1から10%未満 じんましん、めまい、発熱など 掻痒・出血・不快感、頭痛、発熱 めまい、悪心、
下痢、そう痒感、発熱、疲労、内出血など
1%未満 注射部位の知覚異常、感覚鈍麻、全身の脱力 硬結、四肢痛、筋骨格硬直、腹痛・下痢 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血、血腫、
倦怠感、硬結など
頻度不明 四肢痛、失神、リンパ節症など 疲労・倦怠感、失神、筋痛・関節痛、嘔吐など 感覚鈍麻、失神、
四肢痛など


まれに報告される重い副反応としては、アナフィラキシー(じんましん、呼吸器症状等を呈する重いアレルギー)、ギラン・バレー症候群(脱力等を呈する末梢神経の病気)、急性散在性脳脊髄炎(頭痛、嘔吐、意識障害等を呈する中枢神経の病気)等が報告されています。

関連ファイル

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このページについてのお問合せ先

福祉部 子ども家庭センター課 母子保健係

〒190-1211 東京都西多摩郡瑞穂町大字石畑1970番地
電話 042-557-5098
ファクス 042-557-7414
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受付時間 平日の午前8時30分から午後5時まで

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