がん検診の目的とメリット・デメリット
更新日 令和7年3月31日
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がん検診の目的
がん検診の目的は、無症状のうちにがんを早期に発見し、適切な治療を行い、がんによる死亡を減少させることです。
すべてのがん検診にはメリット(利益)とデメリット(不利益)があります。
しかし、町で実施しているがん検診はこれらの低い確率で起こるデメリットよりも、がんで亡くなることを防ぐメリットが大きいことが国の研究で証明されています。
がん検診のメリットとデメリットを正しく理解し、定期的に受診してください。
がん検診のメリット
- 早期発見・早期治療による死亡リスクの減少
がん検診を受診することで早期にがんを見つけて、治療することでがんによる死亡リスクが減少します。
- 負担が少ない治療で済む
がん検診は「検診時点で症状がない方」が対象です。がん検診では、「早期の段階」のがんが見つかりやすく、そのほとんどが身体への負担が少ない治療で治すことができます。
- 「異常なし」の結果による安心
がん検診で「異常なし」と判定された場合に、安心感が得られます。
がん検診のデメリット
- がん検診でがんが必ず見つかるわけではありません(偽陰性)
がんは発生してから一定の大きさになるまでは発見できず、また検査では見つけにくいがんもあるため、すべてのがんが、がん検診で見つかるわけではありません。
- 結果的に不必要な治療や検査を招く場合があります(偽陽性)
がんでなくても「要精密検査」と判定されたり、放置しても身体に影響のないがんが見つかったために不必要な治療を受けなければならない場合もあります。
- 検査を行うことで起きる偶発症
検診として検査を受けることで、まれに検査部位の出血することがあります。また、レントゲン検査により被ばくもあります。極めて低い可能性ですが、このような偶発症が起こる可能性をゼロにすることはできません。
- 検診による心理的負担
個人差はありますが、検診結果が出るまでの心理的負担があります。
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