CV-22の飛行再開等について(令和4年9月3日から掲載)
更新日 令和4年9月7日
ページID 9020
北関東防衛局から情報提供がありましたのでお知らせします。
なお、9月3日以降、チェック飛行を行い、9月7日以降、通常の運用を再開するとのことであり、町としては引き続き情報収集を行うとともに、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡会での対応も開始しています。
第2報
提供日
令和4年9月6日(火曜日)
内容
米空軍CV-22オスプレイの飛行再開等について(PDF形式 100キロバイト)
第1報
提供日
令和4年9月3日(土曜日)
内容
1.米空軍CV-22オスプレイの地上待機措置を解除したことについて
米国防省は、オスプレイにおける、クラッチを原因とする特有の現象(※)による深刻なトラブルを起こすことなく安全に運用できる手順を既に確立しており、オスプレイの飛行を一律に見合わせるべき機体の安全性に係る技術的課題は存在しないとの立場です。この点については、専門家同士の意見交換等を通じ、防衛省としても米国防省に改めて確認しています。(※)ハード・クラッチ・エンゲージメント(HCE):プロペラとそのエンジンをつなぐクラッチが離れ、再結合する際に衝撃が発生する現象。
その上で、米空軍特殊作戦コマンドは、本現象が過去6週間のうちに2回発生したことを受け、機体自体の安全性に問題がない中において、CV-22に求められる運用の特性(※)を考慮し、慎重の上にも慎重を期する観点から、独自の判断として、地上待機措置をとることとしたものです。(※)米空軍のCV-22は、偵察や情報収集、人質救出などの任務を遂行する米軍特殊作戦部隊を迅速に輸送するため、米海兵隊MV-22や米海軍CMV-22に比べて、より機動的な飛行などが求められる。
その後、米空軍特殊作戦コマンドにおいて、各種情報を分析の上、様々な任務におけるCV-22の運用手順の確認、搭乗員に対する教育・訓練内容の追加(※)、機体点検などを継続的に行うことにより、CV-22の飛行の安全が確保できることを確認したことから、9月2日(金曜日)(米国時間)、地上待機措置が解除されたものです。(※)追加の教育・訓練内容の例:本現象の発生を想定したシミュレーション訓練の強化
2.横田基地に配備されているCV-22について
米側からの説明によれば、横田飛行場に配備されているCV-22については、9月3日(土曜日)以降、短時間のチェック飛行を行い、9月7日(水曜日)以降、通常の運用を再開すると承知しています。
3.米空軍CV-22オスプレイが地上待機することとした原因等について
本現象による深刻なトラブルを起こすことなく安全に運用できる手順は既に確立されており、オスプレイの飛行を一律に見合わせるべき機体の安全性に係る技術的課題は存在しません。
その上で、米空軍特殊作戦コマンドは、CV-22に求められる運用の特性を考慮し、慎重の上にも慎重を期する観点から、独自の判断として、地上待機措置をとることとしたものです。
その後、米空軍特殊作戦コマンドにおいて、各種情報を分析の上、様々な任務におけるCV-22の運用手順の確認、搭乗員に対する教育・訓練内容の追加(※)、機体点検などを継続的に行うことにより、CV-22の飛行の安全が確保できることを確認したことから、9月2日(金曜日)(米国時間)、地上待機措置が解除されたものです。(※)追加の教育・訓練内容の例:本現象の発生を想定したシミュレーション訓練の強化
防衛省としては、
・そもそも、オスプレイの飛行を一律に見合わせるべき機体の安全性に係る技術的課題は存在しないこと、
・その上で、米空軍が、CV-22に求められる運用の特性も踏まえ、教育訓練や機体点検等を継続的に行っていくとしていること、
を踏まえれば、米側の説明には合理性が認められることから、米空軍が今般、CV-22の飛行を再開するとしたことに問題があるとは考えていません。
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