東京都は、緊急医療体制のさらなる充実を図るため、令和4年3月31日から多摩地域でドクターヘリ運航事業を開始しました。
令和5年3月15日からランデブーポイントとして使用する施設が追加されました。

ドクターヘリとは

ドクターヘリとは、救急医療に必要な医療機器や医薬品を搭載したヘリコプターで、医師などを乗せて救急現場などに急行し、現地で治療を開始するとともに、いち早く医療機関に患者を搬送するものです。
機体が小型であるため、公園や学校の校庭などにも離着陸でき、救急現場付近でただちに救命治療を開始します。

東京都ドクターヘリの概要

（1）運航時間
午前8時45分から日没まで
（2）出動要請
119番通報を受けた消防機関が患者の重症度等を判断して要請 
※一般の方が直接要請することはできません。
（3）運航体制
発進基地：東京消防庁航空隊多摩航空センター（立川市）
基地病院：杏林大学医学部付属病院（三鷹市）
協力病院：東京医科大学八王子医療センター（八王子市）、都立多摩総合医療センター（府中市）

ランデブーポイントとは

ドクターヘリが救急車から患者を引き継ぐ場所であり、ランデブーポイントで救命治療を開始します。救急現場付近にできるだけ多くのランデブーポイントを確保することにより、迅速な搬送につながります。
町内の施設一覧は以下のとおりです。

＜ランデブーポイントとして使用する施設一覧＞

注意事項

離着陸時には吹き下ろしの風や騒音・砂塵などが発生することがあります。
そのため、消防車等がランデブーポイントに出動し散水や安全確保を行います。
付近にお住まいの皆さまにはご迷惑をおかけする場合もありますが、ドクターヘリが円滑な運航を行うため、現場の消防職員などの指示に従っていただくよう、ご理解とご協力をお願いします。