町長室から

今年11月10日、瑞穂町は80歳の誕生日を迎えます。80年間にわたり、町内会・自治会、また各種団体をはじめ、歴代の町長や議員の皆さまなど多くの人々のご尽力により町は大きな発展を遂げてきました。皆さまに心より感謝申し上げたいと思います。

町制70周年以降の10年間の主なあゆみは、今月の広報に掲載されていますが、11月10日に規模を縮小して80周年記念式典を挙行いたします。

直近の10年間では、超少子高齢社会を乗り越えることが大きな課題となり、国、東京都とともに瑞穂町も多くの施策を実行しています。また、私たちの身の回りでは、台風、大雨、地震などの自然災害並びに、感染症の拡大といった緊急対応を迫られる色々な出来事が起こります。皆さまの安全安心の確保は、行政にとって最も重要な課題です。防災拠点である町庁舎が、10月をもって竣工しました。近隣の方々には長い期間ご迷惑をおかけしました。ご協力に感謝いたします。今後、町の危機管理官を中心に、平時・緊急時を問わず万全の態勢の確保に努めてまいります。

先月、小池都知事との意見交換でも、多摩都市モノレールの箱根ケ崎方面延伸を進めていただくようお話ししましたが、都知事からも基本設計を立てて対処しますとのお話しをいただきました。あわせて、これからの地域公共交通会議での議論の結果を踏まえ、令和3年10月から町内全域へのコミュニティバスの実証実験を開始することとしています。

アフターコロナを見据え、これからの瑞穂町の新たなまちづくりの指針となる第5次長期総合計画の策定に取り組んでいます。令和3年4月、新たな計画のスタートとなりますが、次の10年を瑞穂町の更なる飛躍の年としたいと思います。

瑞穂町長 杉浦 裕之