町長室から

平成30年4月に子育て応援課を新設し、待機児童対策をはじめ、子育て支援施策を総合的に推進しています。また、平成31年度（令和元年度）から、ひとり親家庭への支援を拡充し、新たに4つの事業を展開しています。

1つ目は、学校給食費補助の拡充です。これまでも、就学援助費として、公立小・中学校の給食費補助を実施しているところですが、ひとり親家庭を対象に、所得基準を緩和し、生活の安定を図り、子育て環境を守る補助を拡充しました。

2つ目は、ひとり親家庭ホームヘルプサービス事業です。この事業は、中学生以下のお子さんがいるひとり親家庭で、家事または育児等の日常生活に支障をきたしている世帯を対象に、食事のお手伝い、住居の整理整頓、被服の洗濯及び補修、育児等を行うもので、少しでも家事、育児の手助けになることを目指しています（関連11ページ）。

3つ目は、ひとり親家庭のお母さんの乳がん検診の無料受診です。40歳以上の児童扶養手当受給者が対象となります。比較的受診機会の少ない、お母さんの健康を守りたいと思います。

4つ目は、前述の3つの事業を含めたひとり親家庭支援施策を紹介したリーフレットを作成し、広くPRするものです。

事業を拡充しても知らないのでは、利用できないこともあります。必要な人に、必要なサービスが届けられるよう、みなさんもPRにご協力ください。

瑞穂町長 杉浦 裕之