町長室から

デービット・イゲ ハワイ州知事と

8月7日から9日までの3日間、アメリカ大使館の招待で、「日本における基地所在自治体の首長によるハワイ視察プログラム」に参加しました。

日本からは、京都府京丹後市長、山口県岩国市長、沖縄県浦添市長と石垣市長、青森県三沢市副市長、瑞穂町長の6名で、主にアメリカ軍基地や施設のあるまちの首長です。デービット・イゲ ハワイ州知事をはじめ、毎日大勢の方々とお会いし、有意義な意見交換ができました。

イゲ知事からは、「30年前は軍と地域住民の関係は、必ずしも良好ではありませんでしたが、州商工会議所が軍を交えた委員会を立上げ、共に積極的に地域課題解決に努めてきました。観光、経済、雇用をはじめ、今般のハワイ島での噴火など、自然災害への対応にも貢献している軍との関わりを地元住民に理解していただくことが重要だと思います。」とお話していました。

国は違っても基地周辺自治体が抱える問題は、共通点も多く、また、米軍の存在意義とともに周辺住民との連携という課題を改めて認識する良い機会となりました。

米軍横田基地とは、日ごろからお互いの顔の見える環境づくりを基本としながらも、安全確保や騒音軽減対策など、瑞穂町民の負担軽減をしっかりと求めていきます。

瑞穂町長 杉浦 裕之