町長室から

本年1月、「八高線の改善」と「多摩都市モノレール延伸」について、町議会と合同でJR東日本と東京都に要望活動を行いましたが、特に多摩都市モノレールに関して、進展がみられましたのでお知らせします。

これまで多摩都市モノレールは、箱根ケ崎までの延伸について長期にわたり着工が先延ばしとなっていました。しかし、平成28年度、国が都内6路線の鉄道新線等の事業化に向けた答申を出し、平成30年度の東京都予算案で、「事業化に向けた調査費」と「鉄道新線建設等準備基金(仮称)への積立金」が計上されることとなりました。この中に、多摩都市モノレール箱根ケ崎延伸が含まれています。度重なる要望に東京都も応じていただいたものと思います。

瑞穂町は、既に「多摩都市モノレール基金」を創設し、財政的な準備を開始していますが、これからは、多摩都市モノレール箱根ケ崎方面延伸の事業順位を高めて、早期着工を目指さなくてはなりません。皆さまのより一層の応援をお願い申し上げます。

今後導入空間である新青梅街道の拡幅も更に進むものと思いますが、瑞穂町も整備路線に隣接する土地区画整理事業を加速しながら、あわせて町の公共交通体系の見直しを検討する予定です。

本年5月には、公共交通に関するアンケートを実施しますので、お手元に届いた際には、ご協力をお願いいたします。

寒かった冬も間もなく通り過ぎ、春を迎えようとしていますが、寒暖の差も激しい時節ですので、皆さまご自愛の上、お過ごしください。

瑞穂町長 杉浦 裕之